どうも、ぐっちです。
上から下から気体の排出が激しいです。輸出したら儲かりますかね?
PAスピーカーの種類、ラインアレイスピーカーについてご紹介!
まあ大きい会場なんかに行ったときそうなんだ~!って思ってみてみてください。笑
読み物的な感じで!
ラインアレイスピーカーとは大きい会場なんかで上から連結されて吊られているスピーカーです。
まあ大きいやつのイメージが強いのですが最近では小さくて二個連結で使うようなのも出てきています。
このスピーカーがとってもすごいんです!!
・通常のスピーカー(ポイントソース)
音が垂直方向と水平方向に広がっていきます。
両方に広がっていくので距離が2倍になれば音の減衰率が4倍になっていきます。
そのためスピーカーの近くにいる人と遠くにいる人で大きく音量感に差がでます。
・ラインアレイ
音が水平方向にのみ広がっていきます。
そのため先ほどのポイントソーススピーカーより距離による減衰率が半分になるため
距離による音量感の差が少なくなります。
イメージは一発で書いていますが、実際にはこれを欲しい分縦に積み上げて使用します。
・実際の大型会場では
横から見るとアルファベットのJのように吊り下げられたラインアレイスピーカーを見ることも
多いかとおもいます。
沢山のスピーカーの音を聞いているように感じますが先ほどの記述の通り、垂直方向の広がりを
持たないので実は反射してくる音を除いて直接音はスピーカー一発分の直接音を聞いていることになります。
さらに大きいものを組む場合、音が到達するまでの距離を考慮して近距離の人へ聞かせるスピーカーは
水平方向への広がりを広く、逆に長距離の人へ聞かせる部分のスピーカーは水平方向への広がりを
狭く取り、扇状に広がっていく音が到達するときに同じくらいになるよう設計されています。
また、スピーカー側にアッテネーター(信号のレベルを落とす機構)を搭載しているものもあり、
アンプから同じ大きさの信号を複数のスピーカーへ分配した場合に距離の遠い人へ大きさを合わせて
近い人向けのスピーカーの音量を下げるシステムも存在します。
こうした様々な機構を駆使して会場のどこにいてもなるべく同じ音量になるように
設計されているんですね~マジで最初に考えたやつ天才。
おまけに音響屋目線ですがポイントソースとラインアレイで奥まで大きい音量を届かせようとすると、
どうしても比較的にポイントソースは近場が大きくなってしまうのでハウリングするリスクが大きく
上がります。スピーカーの前にマイクを持って立たれた時なんかの差は歴然!(いやそもそもメインスピーカーの前でマイクを使うんじゃねぇ!)
メリットばかり書いてきましたが当然デメリットも存在するわけで、、、
一番のデメリットはコスト面だと思います。
たっかい。ちょっといいの買おうとすると軽くボーナス吹き飛ぶくらいの価格、
そして先ほども書いた通り縦に連結して使う想定なので片側一発づつではその効力を発揮しません。
なのでアンプまで込みで丸っとそろえようとすると小さいシステムでも高級車買えるとおもいます。
メーカーなんかにもよりますが、、、
興味ある方にはほえ~!って話になったでしょうかね??
自分は初めて知った時めっちゃ感動したので書いてみました!!
まああんまり個人で持つような代物ではないですが大きいライブやコンサートに行ったときにでも
感じてもらえれば。笑
因みに最近では見えないところも多いですがそれぞれの町の〇〇会館、みたいなところもこのラインアレイに切り替わってきています!知らないだけで実は皆さんきいてるかも??
頑張って設営してキッズがはしゃいでたりめっちゃ音良かった!なんて言われると汗水たらして
設営した甲斐がある~なんておもったり。
ではまた~
【スピーカー】ラインアレイスピーカーとは

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