こんにちは!ぐっちです。
バンドや動画作成などで声を乗せるマイク、どれがいいの?なんてお困りの方もおおいはず!
安い買い物ではないし自分専用のマイクがあると気分もあがります。
いままで聞いてきた中でよかったマイクをご紹介していきたいとおもいます!
なお、今回ご紹介するのはあくまで音楽ものでライブをする際のおすすめを
書いていきたいとおもいます。
・マイクの種類
まずマイクの種類についてですが大きく分けてダイナミックマイクとコンデンサーマイク
というものがあります。
ダイナミックマイク | コンデンサーマイク |
衝撃や湿度に強い | 衝撃や湿度に弱い |
ハウリングに強い | 音の解像度が高い |
ファンタム電源不要 | ファンタム電源必要 |
コンデンサーマイクと比較して安価 | ダイナミックと比較して高価 |
ざっくり特徴を書くとこんなところでしょうか。
基本的にライブで使われるマイクはダイナミックマイクが主流ですが、
アコースティックなバンドや弾き語り、ドラムレスのトリオジャズバンドなんかは
音の被りが少ないので高感度なコンデンサーマイクを使用されている方もいらっしゃいます。
ただ感度が高く音質もよい反面ハウリングはダイナミックよりもしやすい傾向の物がおおいので
ご自身にあったもの、使うシーンを考慮してどちらのマイクがいいか選択しましょう。
おすすめを書いていきますがあまりに定番になったSHURE SM58については
言わずもがななので省略。笑 SM58を基準として書いていきたいとおもいます。
ダイナミックマイク編
・SHURE BETA58A
これもかなり定番といえば定番のダイナミックマイク。
声のマイクをすべてこのマイクで取り揃えているライブハウスなんかもあるくらいです。
SM58に比べて感度もよく、高音の伸び(3kHz前後)が良い印象で声の高い部分の抜けを良くしたい
方なんかには良いかも。
また、指向性(マイクが音を拾う範囲、角度)が58よりやや狭く被りも軽減できる反面、動きの激しい
パフォーマンスをするジャンルの方には少し難しいかも?
でもちゃんと使えれば激しいジャンルの収音でも全然へっちゃら。
女性ボーカルの方には同メーカー/シリーズのB57のほうがマッチングが良い気がします。
・SHURE KSM8
ダイナックマイクにしては高価な部類ですが非常に原音に忠実でどこかが出っ張っているような
事もなくハウリングにも強い印象でした。
感度も非常に高く細やかなニュアンスも再現しきる感じ。
その分マイクから音源までの距離関係もシビアでごまかしのきかないマイクともいえます。。。笑
ただハウリングにもつよいのでガツガツ使うのにもいけそう。
・SENNHEISER e945
こちらも結構使ってる方いらっしゃいますね。見た目かっこいいよね。笑
SM58やB58などとくらべてもっと上の帯域(6kHz~8kHzあたり)がきれいな印象で
歯擦音が聞き取りやすく音の輪郭がはっきりと出る感じ。
ゼンハイマイク全般ですが堅牢さもかなりありちょっとやそっとじゃ壊れません。
指向性はB58と同じく超単一指向なのでしっかりと正面から声を入れましょう!笑
コンデンサーマイク編
ここからはコンデンサーマイクのおすすめを書いていきたいと思います。
ただ、コンデンサーマイクは特性上音の解像度が高く繊細な表現もできる反面、
収音性にすぐれるが故に大音量の激しいバンドなど音の被りが多いものには適さないことがほとんど。
衝撃や高温多湿なところでもダメージを受けやすいので大切に保管しましょう!
・SHURE BETA87A
指向性はかなり鋭くかなり綺麗に音を収音してくれます。
ダイアフラムもB58と同じくらいの大きさをもち声の低音もしっかりと再現してくれます。
ただ指向性が鋭上にコンデンサーマイクなので指向性の範囲内にモニタースピーカーなどが入って
しまうとかなりハウリングを起こしやすいのでマイクをスタンドに立てて歌う方向けかと。
ハンドボーカルなんかにはかなり扱いがむずかしそう。。。
あと持つとこ細い!笑
マイクの性能としてはとても良いです!
・NEUMANN KMS104
さすがはノイマン。
レコーディング方面ではこのメーカー知らないひとはいないんじゃないでしょうか。
収音する周波数が非常にフラットに近く余計な味付けがなく原音をそのまま
高解像度で出してくれる印象です。
同一メーカー/シリーズのKMS105に比べてグリル内のスポンジが厚く、ダイアフラムからの距離も
少し取れていてポップノイズにも対応している印象。
また指向性はSM58ほどと広めで多少のマイクからのズレにも対応している感じ。
少人数編成のアコースティック、弾き語りなんかによく合いそうです。
・DPA 4018V
めっっっちゃ音いい。めっちゃ。笑
野外現場で女性ボーカルバンドで音響さんも乗り込みだったので自分でオペレートしたわけじゃないのに一発で音の解像度の違いがわかるくらいには音がよかったです。
さすがDPA。こちらは現場音響さんなら誰しも知るメーカーかと。
ただお値段もさすが・・・笑
仕事で使うならいいけど趣味の範疇での購入はなかなか手の出ないお値段。。。
すごいクリアに聞こえるのにバックのサウンドから浮かない落ち着いたかんじ。
・おまけ SHURE BETA56A
こちらダイナミックマイクで声用のマイクではない(?)のですが、
BETA58Aとよく似たかんじでいてその形からドラムコーラスにめちゃピッタリ。笑
マイクケーブルがマイクのおしり側に伸びずに下方向に伸びてくれるので
ドラムさんたたきやすそう。
じゃまに感じている方どうでしょ?
いかがでしたでしょうか?
好みや合うあわないはあれどまず間違いないマイクたちだと思います。
実際に音を聞いたことのあるマイクのみに限定して書きましたので少な目かも・・・?
もちろん書いてきたマイク以外にもいいマイクは多数存在しますが定番以外の癖強めのマイクを
持ち込まれると特性をつかむのに現場音響さんは少し苦労しますので、
変化球を使うときは事前申告&リハ時間がたっぷりあるときにしましょう!
でないとせっかくいいマイクを使っても生かしきれずにSM58でよかったやん・・・
なんてこともしばしばあるので。笑
またコンデンサーマイクは音が良い分癖が強いものも多く、温度や湿度にも敏感なので気を使って
と記述しましたが、逆にダイナミックマイクの代表SM58の堅牢さはとんでもないです。
車に轢かれた後も変わらず音がでている事例もあります。笑
↑SHUREのブログから引用。轢かれたマイク
気になる方はSHUREの公式ページのブログ記事を見てみると面白いかもしれません。
テストが過酷すぎて最早どんな使用状況を想定しているのか謎なところまであります。笑
楽器の収音マイク記事も書いてみたら面白いかなあ、、、?
機会があったらしよかな 笑
ではまた。
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