こんにちは! ぐっちです。
今回はボーカルマイクの使い方について書いていきたいと思います!
結構気になる使い方、されている方多いようなきがします、、、
仕組みと使い方について
はい、言わずとしれたド定番マイク、
Shure SM58 通称ゴッパー。
実は大体のVoマイクには指向性というものがありまして、
音を拾いやすい方向とそうでない方向があるのです!
SM58の場合ですが図のように正面の音を最も拾いやすく、真横からの音はそこそこ、
後ろからの音は拾いにくい、というように設計されています。
この仕組みによって正面からのボーカルの音は拾いやすく、後ろからくるモニタースピーカーの音は拾いづらくなるので結果としてハウリングが起きづらい設計になっています。
ではこの指向性というもの、いったいどうやってつけているのか、
マイ58ちゃん、50周年モデルで銀色なんです。かわいいですね。そうでもないですね。
写真は上のグリルを外した状態なのですが、このスリットと呼ばれる銀色のあみあみ部分。
こいつが指向性を生み出してくれているんですね!
ところがよく見られるのがグリルをかこって持っちゃう人、、、
この持ち方する人ほんっっっと多いです。
誰か布教してる?って思うくらい多いです。
この間違った持ち方をしてしまうとスリットが隠れてしまい、指向性がくずれて余計な方向からの
音が入りやすくなってしまい結果的にハウリングを起こしやすくなってしまいます。
当然、音響をやる側としてはハウリングを起こしたくないのでその辺の周波数(大体2kHz前後)を
カットしてしまいますがそれは同時にボーカルの声のその辺の周波数を余計にカットせざるを得ない
という事になってしまうのです、、、泣
せめて「見た目がかっこいいからこの持ち方したい!」というのであれば一指し指と中指の間を
空けて持つよう心掛けましょう!
「・・・あれれー?じゃあこのスリットいーっぱいにしたら
しか拾わない最強マイクになるのかなー??」
そうです、あるにはあるんです。

テレビの音声収録などで使われる通称ガンマイクってやつですね!
よくTV番組のロケなんかで見るモフモフの中身がこれなんです。
この横のしましま、ぜーんぶスリットなんです!
だからピンポイントで狙った方向の音のみを綺麗にとってくれます!ヤッタネ!
しかしよーく考えてみてください?
ボーカルマイクにしては見た目がクソダサい上に指向性が非常に狭いのでマイクの真正面から
ピクリとも動けない地蔵菩薩のようなバンドのボーカルが爆誕してしまいます。
これは極端な例ですが昨今似たように感じているのが、
ゼンハイザーのe945というマイク。。。使ってる方多いですよね~
とても良いマイクだと思うし自分もゼンハイザーは好きなんですけどこのマイク、
SM58とかより指向性が強いので、ギターボーカルで動きの激しいバンドなんかだと入ってくる音量が
不安定になっちゃったり、、、
全然使うな!ってわけじゃないんですけどもね!
このe945個人的には少し落ち着いたジャンルの男性ボーカルに合わせるのとか好きなんですけどもね~
女性ボーカルバンドだったらBETA57とかかなあ、、
あなたの好み、コメントで教えてください。笑
少しでもマイマイクを持ち込むときは特性とかを意識してマイクを使ってもらえたらお互いに
ちょびっとだけクオリティの高いライブ、公演につながるんじゃないかなーなんて思ったり。
あと最後にもう一つだけ!技術的な話じゃないけど以外と多いこと!
マイクのグリル定期的に洗おうね。
これ意外とやってない人多い!
持ち込みマイクだとチェックのために少しお借りしてそのマイクでしゃべったりするのだけれど、
(お㋒ヴっ、っくっさ・・・)って内心思うときあるんです。
一度も洗わずに吹き続けた小学校の時のリコーダーの先っちょみたいなにおい。
マイクにもね、絶対よくないんでね、、、
なんか半分くらい関係ないの書いてたような、、、?
まあいっか。
ではまた!
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