どうも、ぐっちです。おなかすいた。
基礎中の基礎、イコライザー。EQと表記されることも多いですね。
基礎なだけに様々な分野の初心者から上級者まで悩ませるイコライザー。
今回はこのEQの使い方や種類について書いていこうかとおもいます。
・そもそもイコライザーとは
イコライザーとは出す音に対して特定の周波数を持ち上げたり抑えたりして音色を変化させるもの、
また、音響なんかではハウリングしやすいポイントの周波数をカットしてハウリングを抑えたり、
出ている音の周波数がデコボコしている時になるべくフラットに近づけるために用いるものです。
よくPAさんが「チェックワンツ~」なんてやっているスピーカーチューニングとは
このための作業なんです。
スピーカーから出ている音の特定の部分が大きく出でいたりするのをこのイコライザーで抑えて
フラットにする作業だったりします。
・イコライザーの種類
・3バンドイコライザー
これは楽器用のアンプによくついているLOW(低音)、MID(中音)、TREBLE(高音)をそれぞれ調整
するためのツマミです。アンプによってはこの三つよりも上下の周波数を調整するための
PRESENCE(より高音)、RESONANCE(より低音)が付いたものも存在します。
また、小型のアナログミキサーのEQなんかもこの3バンドEQが採用されていることが多いです。
それぞれアンプやミキサーによって設定されている周波数やEQの効き方、
±何デシベル調整がきくのか、ピンポイントで切るのかそのポイントの前後まで広く切るのかは
違うので比較してみるのも面白いかもしれませんね。
・グラフィックイコライザー
GEQなんて略されるこのグラフィックイコライザー。
つまみが多くついており、あらかじめ決められた周波数と切り幅で多くの周波数の調整をすること
が可能です。
音響のスピーカーチューニングなんかによく用いられるものは主に31か所の周波数があり、
これを調整してチューニングしたりします。
↑デジタルミキサー内のGEQ
また、ここまで多くないもので足元に置くコンパクトエフェクターでも様々なものがでていますね~
めっちゃ高いヤツの存在がよくわかりませんが、、、笑
ブースター的に曲中のタイミングでつかうならわかるけど基礎的な音作りでめっちゃこだわりたいならもはやアンプ等の上に31bandEQ置いちゃえば・・・?とか思ったり、余談ですが。
・パラメトリックイコライザー
こちらの略表記はPEQなんてかかれたり。
上記のグラフィックに比べて自由度が高く、切る周波数、ピンポイントで切るのか全体的に切るのか
などをすべて自由に決めることができます。
この画像でいうと、
Freq=フリケンシー カットする周波数を決めるところ。
Gain=ゲイン 何dBカットするのかを決めるところ。
Q=キュー 広く切るのか狭く切るのかを決めるところ。キュー幅なんて言ったり。
ただ自由度が高い分切れるポイント数はGEQより少ない場合が多く、多数のポイントを
パラメで切るには結構コストがかかってしまったりする場合が多いです。
音響では各チャンネルのEQだったり、スピーカチューニングで〇〇Hz以下を全体的に落としたい、
またはピンポイントでその周波数だけ落としたい場合なんかに用いたりします。
視覚で見れるとわかりやすいですがツマミだけのPEQだとわかりづらいかもしれませんね、、、
それぞれのEQは特徴があり使うシーンを選んで使います。
また、EQをかませるポイント、例えば楽器→EQ→アンプなのか、
楽器→アンプSEND→EQ→アンプRETURNなのかでも効き方が変わってきたりします。
オーソドックスはありますがいろいろ試してご自身の好きなポイントを探ってみてください!
ではまた。
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