【機材紹介】Powersoft T604 パワーアンプ

音響機材

こんにちは、ぐっちです。

今回はパワーアンプ、Powersoft社のT604のレビュー!
このアンプ本当に便利すぎたので書いていこうかと!

小さくて大出力で省エネ、最近のアンプはとんでもないですね、、、
それでいてDSP搭載で中でいろいろいじくりまわせるんだからもうなんか、
使うこっちが進化についていけてないです。笑

・ハード面

とりあえずスペック↓

チャンネル数4
出力チャンネル毎(対称駆動時)チャンネル毎(非対称駆動時)Bridgeモード
1,500W1,500W1,250W1,600W2,100W1,250W3,000W3,000W
電源SRM回路ユニバーサルスイッチモードPFCパワーサプライ
消費電流10.2A(1/8 rated power 4Ω,100V)
待機消費電流0.6A以下,100V
動作電圧100V – 240VAC ±10% 50/60Hz
S/N比>110dBA (20Hz – 20kHz,@8Ω)
THD+N<0.1% (typically <0.05%)
入力アナログAES3DANTE™
4 × XLRメス座1 × XLRメス座2 × RJ-45
1 × XLRオス座(Link用)Gigabit Ethernet IEEE 802.3ab
入力インピーダンス20kΩ balanced
許容入力+24dBu
AD/DAコンバーター24bit 48kHz Tandem®
内部精度32bit浮動小数点演算
制御ArmoniaPlusソフトウェア
寸法484(W)×405(D)×44.5(H)mm
重量7.5kg

AUDIO BRAINSのページから引用。

消費電力が15A以内なのに出力1500W×4てドユコト・・・?!
しかもそのスペックでいて1Uサイズで重さ7.5キロって・・・

仮設現場でトータルで見てこのTシリーズの右に出るもの無しなんじゃないでしょうか??
規模にもよりますけども。
特に電源環境が厳しくて壁のコンセントからお願いしまーす、ってとき助かります。

そして軽いし!少し前のアンプでこんだけの出力出そうとしたら腰が悲鳴を上げるような
アンプでした。消費電力=出力W数みたいないにしえのアンプたち。笑
これならもはや片手に一個づつ持って運んだりすることもしばしば。そんくらい軽い。

入力もアナログXLR、AES/EBU、DANTEと豊富。
まあ自分はほぼアナログしか使いませんけども。笑
RioなんかでアウトがいっぱいなときはAESで鳴らしたりもしました。
アナログアウトを空けるために!
てかYAMAHAがRioの出力全部アナログにしてくれればいいのに・・・

・ソフト面



気になるソフト面!
基本的にPowersoft社のDSP搭載アンプはArmoniaPlusというソフトですべて制御可能でして、
EQや出力設定、ダンピング補正やアライメント調整用のディレイまでかけられます。



気になる方はPowersoft社のページからダウンロードしていじくりまわしてみるのも
面白いかも!



プリセット選択画面。
主要メーカー、型番はほぼサポートされています。

Tシリーズでは各チャンネルのプリセット書き換え、レベル調整、ディレイ調整は本体での操作が可能
ですがそのほかの機能は基本的にこのソフトでの操作になる仕様のようです。
また4チャンネル書き換えるのはめんどくさい!という方のために(?)スナップショット機能も
あってその時の使用状況を保存することもできます。

電源リミッターは本体での操作可能にしてほしいなー笑
ソフトウェア上でのみ操作可能なようです。
アップデート等で実装されることを願います。。。

また本体でも操作可能な機能でMATRIXで入出力のルーティングも選択可能。
たとえば1と2chでトップとサブを鳴らしたい時、IN1の信号をOUTの1と2chに
出したり、
4ch分すべて同じ信号で出力するときにはIN1の信号を4chすべてに送ることも可能。
現場でのパッチ作業が軽減されますね。


機材の進化が目覚ましいです、、、
少し前までは考えられなかったようなモンスタースペックがゴロゴロと出てきますな~
DANTEとかもそうですが音響マンに必須になりつつあるネットワーク知識。
苦手なんですよね、、、呪文にしか聞こえない。

使う側も進化しなければ、、、笑

ではまた。

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