どうも。ぐっちです。
閑散期の冬場にポツンと現場が入るとすぐふくらはぎが筋肉痛になりがちです。
雑魚ですね。
ご予算の関係などで音響を外注せずに自分たちでやりたい!
もしくは地元のお祭りでやらざるを得ない!笑 って方、沢山いらっしゃるとおもいます。
音響システムの組み方、基本のきを書いていきたいと思います~
・必要なもの
・スピーカー
・パワーアンプ
・ミキサー
・マイク
基本的にこの4点と上記の物に対して必要に応じてスピーカースタンド、マイクスタンド、
マイクケーブル、スピーカーケーブル、電源ケーブル等を準備しましょう。
・基本的な接続方法
音の入り口から考えていきますと、
マイク → ミキサー → パワーアンプ → スピーカー
順でつないでいきましょう。
基本的にこれで音を出す準備が整いました。
・設営のレイアウト
今回は地元のお祭りで4人バンドの音響をすると仮定してみましょう。
基本的に上から見たレイアウトとしてはこんな感じでしょうか。
サイドからモニタースピーカーも当ててみます。
出来ればメインスピーカーはマイクがあるラインより前に組みたいところです。
なぜならハウリングしやすくなっちゃうからですね~
ハウリングというのはマイクに入ってきた音がスピーカーから出た際、その音がまたマイクに入ってしまい、無限ループが出来上がってしまうことでファ~ン!ってなっちゃうアレです。
一番大きく音量出したいメインスピーカーの前にマイクがあると少ししかボリュームを上げていないのにハウリングしてしまい音がだせない!なんて事が多々あります。
・ミキサーからパワーアンプへ
ではマイクからミキサーまで入ってきた信号をパワーアンプへ送っていきましょう。
接続例です。
電源を入れる際はパワーアンプを最後に入れるようにしましょう!
切るときは逆に一番最初に!
パワーアンプがONでボリュームがあがったままミキサー等の電源をきるとバツン!!!となってしまいます。スピーカーによろしくないのでご注意!!
電源が入ったらパワーアンプのボリュームを上げていきます。
今回は初心者さんということでまずはボリュームのつまみを12時の位置くらいから
スタートしてみます。
ご自身の声をマイクに入れながら、
フェーダー(下にある上下するヤーツ)をメモリ0まで上げてちょうどいい音量になるまで
GAIN(ゲイン)をゆっくりあげていきましょう。
この時右側にあるメーターの振れ具合が赤色までつかない程度にしましょう。
(赤色が点きっぱなしになるとだめ!絶対!機材が壊れる原因になるので打楽器等で瞬間的に点くのは
セーフですが、ずっとつきっぱなしはNG)
メーターのオレンジ色が1~2こ点くかつかないかくらいでゲインのつまみの位置をきめていきます。
このメーターの振れ具合で出てる音が小さい場合、ここで先ほど12時の値にしていたパワーアンプのつまみを少しづつ上げていき、ちょうどいい音量をさぐりましょう。
ここまで出来たら同様の手順ですべてのマイクをちょうどいい音量で出るように調整していきます。
・ちょこっと+α(出演者向けに立てているモニタースピーカーがなければ飛ばしてもOK)
横に立てている出演者が聞くためのモニタースピーカーがある場合はミキサーのAUX OUT、
(またはMONITOR OUT)からパワーアンプに接続し、出演者へ音を返していきます。
こうするともう一台パワーアンプが必要になりますがメインスピーカーとは別にモニタースピーカーの音量を調整することが可能になります!
すべてのマイクのゲインを取り終えたら全体で音を出しながら音量の調整をしていきます。
先ほどの手順でフェーダーをメモリ0に設定していたのでプラスマイナス両方にある程度動かせる余裕があります。全体の音量を聞きながらそれぞれのフェーダーを上下させてバランスをとっていけば
完了です!
いかがでしたでしょうか??
実際だと音響さんはもっといろいろなことをしておりますが、ごく小規模で自分たちで音響をする場合はここまでできてたら十分だとおもいます!
分かりやすく書くためにこのセットで書きましたがいろんな機材のチョイスがあるので別の記事で紹介していければと思います。
自分でかいていて頭の中で組み立てていたら小さい脳みそが沸騰しそうになってきたのでこの辺にしておきます。
ではまた。
【音響】初心者向け 音響システムの組み方

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