こんにちは。長丁場現場だと顔の油分が多くて顔面が未塗装のアルミ缶位デコがテカるぐっちです。
言わずとしれたプラグインの王様Wavesから出されております、
「F6 Floating-Band Dynamic EQ」これがめーーーちゃよかったので書いていきたいと思います!
そもそもダイナミックイコライザーでなんぞや?ってところからなんですが、F6の事だけ知りたい!
ってかたは下まで飛ばしちゃってくだせえ。
・そもそもダイナミックイコライザーとは
簡単に言うとコンプレッサーとイコライザーのいいとこ取りをしたようなもん、って感じです。
コンプレッサーは設定した以上の信号が入力された場合超えたぶんを設定した分だけ出る音を
抑えるものになります。
しかしこの場合、
例えば女性ボーカルが声をはった場合につかったとしましょう。
「3kHzあたりは押さえたいんだけど、他は別にいいんだよなー」
という場合にも波形上で一番山になっている場所をコンプレッサーでたたくので、
全体的に抑えられてしまいます。
ではイコライザーできる場合では?
先ほどの例で3kHzが大きいからイコライザーできってしまおう、となると今度は声を張っていないときでも当然そのイコライザーが効いているのでMC中やバラード曲、落ちサビの時でもそこは切れたままになるわけでそれはそれでヤダなーなんて思うわけです。
そこで近年出てきたのがこのダイナミックイコライザー!
好きな周波数を
好きな形で
そこにだけコンプをかけれる
ってやつなんです!簡単にいうと。笑
先ほどの例を出すと、声をはった時にその時だけ3kHzらへんだけ抑える、
ということが可能になったわけです!!マジですげえ。
これホント便利なのでコンパクトエフェクターなりラックでも何でもいいんだけど実機でコンパクトで持ち運べるくらいのヤツ出てくれないかな・・・
・F6 Floating-Band Dynamic EQ
ってことで本題のコイツなのですが、
シンプルにすごい分かりやすくて使いやすい。
普通のパラメトリックEQ的なイコライジングここれ一つで可能。
RTA(入ってきた音をグラフにするやつ)付きもあるので叩くポイントが一目瞭然。
↑普通のパラメトリックEQのように切った状態。
そのうえでダイナミックEQをかけることも可能!
この辺がとてもよくて気に入ってます。
CMやラジオの音声編集等もするのですが最近はほぼコイツいれてますね。笑
逆にコンプとEQ使う機会へったかも。。。
ハイパス、ローパスのほかに6ポイントも切れるし!
YAMAHAさんもどうかおねがいしゃす・・・
いや、ダイナミックEQはあるんだけどもね、F6と比べると使いやすさが段違いすぎて・・・
↑デジタルミキサーにあるダイナミックEQ
設定がわかりづらいしEQする場合には別ラック必要だしなによりひと画面で2ポイント、、、
あるだけありがたいんですけどもね!ホント!
いや、人間元からなかったのに便利なものを知ってしまうと戻れなくなるもんですね。
DTM/DAWはまだしも現場音響で小さい卓とかの時に心の中で「ダイナミックEQやらオートミキサー
とかあったらな~、、、」なんて思ってしまうこともしばしば。
しかしなるべく安く安くと言ってきたのに当日になってもっと大きくだのあっちが聞こえないだの
なんなんですかねー
音って目に見えないからあれですけど飲食店でやったらヤバイじゃないですか。
醤油ラーメン単品しか頼んでないのに腹膨れないから餃子もチャーハンもだせ。タダで。
ってのと同じこと言ってる自覚あるんですかねえ、、、
また脱線して止まらなくなりそうなのでこの辺にしとこ。
いつか暇なときにでも「本当にあったトンデモ客」シリーズでも書いたらみんな見るかな?笑
ではまた。
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